大門湯

右京区西京極大門町18 営業時間:15:00〜25:00 定休日:第2・4火曜日
市バス「大門町」下車 徒歩2分

 

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入湯日:2003/06/04 19:00

 西大路七条を西へ500mほど、ロケットのような形をした煙突が印象的な染色工場を越えたところにあるお風呂屋さんです。(→染色工場の煙突と大門湯の煙突)
外観はきれいに改装されていますが、建物の2階には、昔風の手摺りも見られます。入口を入ると、下駄箱越しにフロントがすぐにあり、横にある自販機で入浴券を買って、フロントに渡す方式です。こういう方式のお風呂屋さんでは、結構自販機を使わず、直接フロントにお金を出すお客さんが総じて多い様な気がするのですが、ここはみなさんちゃんと自販機を使っておられました。
 フロント右手奥には、6人ほど掛けられるベンチとテーブル、ワイドテレビが置かれた休憩スペースがあります。飲み物は、休憩スペースに森永とコカコーラ、ビールの自販機が置かれています。基本的にはフロントで現金を扱わなくて良い方式ですね。
 脱衣場の方も最近改装された風で、きれいでさっぱりといった感じです。これと行った装飾品はなく、新型マッサージイスやデジタル体重計が隅の方に置かれているといった感じです。
 浴室の方もこぢんまりしていますが、最近改装されたような感じの、きれいな浴室です。中央にL字型をひっくり返した様な形の浴槽があり、泡風呂付きの浅風呂、一部電気風呂の深風呂、押しボタン式の足裏ふくらはぎ刺激付腰掛け型ジェットとエステ・スーパージェットと表記されたトルネードがあります。全体的に湯温はぬるめで41〜42℃といった感じでした。
 このお風呂屋さんはここからです。この主浴槽の奥にサウナと露天風呂があるのですが、全体のスペースから考えると、思い切ってこちらのスペースを広く取ってあります。
 サウナはガスの遠赤サウナで、テレビ付き。7,8人入れるサイズです。サウナの横にある水風呂は、それほど大きくありませんが、しっかり冷たくサウナでしっかり暖まったあとにはしゃきっと引き締まります。
 奥にある露天風呂は、全面屋根のない開放的な空間で、岩風呂風のお風呂は露天風呂の醍醐味を感じられます。浴槽自体は、一部泡風呂付きの1.8m×1.8m ぐらいの広さですが、スペース自体は倍以上取ってあり、端の方にはツツジなどの植え込みや灯籠があり、休憩用にイスもありますのでまったりと過ごすことが出来ます。壁のレイアウトから女湯の方が、ちょっとだけ狭いような感じでした。
 表の看板にも大きくサウナ、露天風呂の文字がありましたが、この2点に絞って思い切ったスペースを割いている大門湯さん。時間のあるときにまったりと入りたいお風呂屋さんです。

 
 大門湯さんの斜め向かいに「七条ニック」というホームセンターがあります。ホームセンターをわざわざ紹介することは無いんちゃうんと思われるかも知れませんが、地元の会社なので紹介しておきます。
 正式名称「
ニック産業」。1969年創業で私と同い年の会社です(笑)。現在では京都・大阪に12店のホビーショップという名のホームセンターと嵯峨にボーリング場を経営している会社です。丸太町通りにある嵯峨ニックボウルは、1984年になんと関西で初めてコンピュータシステムを導入した先進的なボーリング場です。それまで手書きでスコアを書いていたのが、今ではウソのようです。
 ただ一つ残念なのは、地元資本と書いたのですが、昨年ホームセンター最大手のケーヨーデイツーグループに入り、今年子会社となった為、大阪証券取引所の上場は取り消しになってしまいました。
 それでもニックはニックです。大門湯近くにある七条ニックは、4年ほど前までもう少し西の方にあったのですが、移転リニューアルして今では、ペットなども扱う大きい店舗になりました。水槽の金魚に癒されるも良し、犬の寝顔を見に行くも良し。大門湯で体の疲れを取ったあとは、七条ニックで心の疲れも取りましょう!(注:ホームセンターは、日用品や園芸用品、日曜大工用品を買いに行くところです)
*ニックは、ケーヨーD2に看板が変わりました。

 

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天然温泉
天翔の湯大門

右京区西京極大門町18 営業時間:15:00〜25:00 定休日:火曜日
市バス「大門町」下車 徒歩2分

 

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入湯日:失念!

 大門湯さんが、自前で温泉を掘削され、めでたく地下1000mから正真正銘の温泉が湧出! しかも療養泉にも認定される良質の温泉で、2006年12月に京都市内で初の温泉銭湯としてリニューアルされました。

 以前から露天風呂がありましたが、大幅に露天スペースを拡張され、加水なしの茶褐色の天然温泉を楽しめます。
また、屋内に源泉掛け流しの浴槽も新設され、フレッシュな温泉を楽しむことができます。この温泉は空気に触れると、次第に濁っていくそうで、露天風呂は茶褐色、内風呂は透明とその違いを楽しむのも一興です。

 飲用も可能で、露天風呂に飲用場所も作られています。特に便秘に効果があるとか。
 本当によく温まるお湯ですので、一度入ってみる価値有りです。

天然温泉 天翔の湯さんの公式サイトはコチラ

こちらの天翔の湯からの運び湯で、金閣寺湯も露天風呂が天然温泉になりました。
金閣寺湯さんの公式サイトは
コチラ

 

 

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京極湯

右京区西京極西川町19 営業時間:15:00〜23:00 定休日:月曜日
阪急電車「西京極」下車 徒歩6分 または 市バス「川勝寺」下車 徒歩すぐ


(↑新築移転後)

 
(↑以前の京極湯)

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入湯日:2003/08/21 21:30
    2006/05/23 22:30

 七条通りの西のドン突きにあるお風呂屋さんです。電車だと阪急西京極駅から「ほほえみ通り」という名の西京極商店街を南へ5〜6分歩いたところにあります。七条通りは西に延伸計画があるようで、京極湯はその真上なのですが、地図で見ると密かに繋がっていないのは京極湯のある200mほどだけです。京極湯の前は既にフェンスで囲まれた空き地になっています。
 玄関スペースから脱衣場に入ると、中は結構きれいに改装されています。この脱衣場で目に飛び込んでくるのは、なんといっても男女仕切の上にある神棚でしょう。神棚と言うのは申し訳ないような提灯をいくつもぶら下げた立派な祠です。よく見ると提灯に書かれている文字が男湯側と女湯側で違います。男湯側は「黒龍大善神」、女湯側は「青珠龍神」と書かれていました。
 他にもこの脱衣場の天井には、5寸はあろうかという太い梁が4本横に渡してあって目を引きます。また、男湯の脱衣場の中に煙草の自販機が置かれているのも初めて見ました。
 さらにですねえ、宝飲料のアイス型冷蔵庫の中にはお風呂ドリンクが満載です。滅多に見ないイチゴソーダ(50円)を始め、パレードのコーヒー、メロンソーダ、オレンジなどなど城南鉱泉所の製品はフルラインナップで揃っています。
 浴室の方もきれいに改装されています。奥に7〜8人サイズの脱衣場と同じ演歌の掛かるサウナと水風呂があり、サウナの前の男女壁に沿ってジェットと泡風呂を備えた浅風呂、深風呂、電気風呂が並び、脱衣場側にしっかり冷たい冷水管枕がうれしいジェットと泡風呂が付いた寝湯風の浴槽があります。私がサウナに入ったときのBGMは小林旭。サウナで小林旭。あ〜風呂屋のサウナって感じです。
 特徴としてはシャワーが全てハンドシャワーなのですが、固定シャワーの位置に取り付けてあるので、どちらでも使えます
 壁のタイルはサウナの壁を除いて全て大きめの白タイルで明るい感じになっています。男女壁の下の方にはプリントですが、水面に映る木立のタイル絵がありました。カラン周りや浴槽の壁には人工大理石風のタイルが使われていました。
 風呂上がりは冷蔵庫を見て迷ったのですが、ユーミーの瓶に入ったパレードのコーヒーを飲みました。コーヒーを薄めたようなこの味、なんともいえません(笑)。
 七条通りの延伸がいつなのか気になるところです。早めに入っておきましょう!


早めに入っておきましょうと書きましたが、2006年5月11日に七条通延伸に伴う立ち退きで、旧京極湯の裏手に新築移転となりました。廃業されなくてよかったー。
 七条通が天神川まで開通すれば、道路に面した立地になるはずですが、5月時点ではまだ前の建物を取り壊し中で、旧建物の南側の路地から入るような形になります。平成18年、新築のお風呂さんに入れる幸せよ。うほほー。
 今は誰も見ないような位置に立ってる(将来は七条からばっちり見えるはず)看板には、「露天風呂」の文字。いやいや、楽しみです。外からは、ゆったりとしたロビーが、大きな窓ガラス越しに見え、はやる気持ちを抑え、暖簾をくぐります。
 玄関を入ったところにフロントがある造りで、下駄箱の上にはフクロウの置物などなど。男湯が左側なのは、以前と同じですね。
 脱衣場はやや狭くなったものの、ロビーがありますし十分でしょう。新しい籐筵に、籐籠もほとんど新調されています。按摩器は前のを持ってこられてますね。
 浴室は、男女壁側に浴槽が並んでおり、手前から電気風呂、しっかり冷たい冷水管枕付きの寝風呂(泡+背中ジェット)、足裏ふくらはぎ刺激付きの腰掛け風呂、浅深共用の主浴槽(一部泡)、水風呂、7人ほど入れるテレビ付きサウナという構成です。以前から薬湯はなかったので、ほぼ同じ構成・・・と書きたいところですが、奥の露天風呂を忘れてはいけません。露天スペースはかなりゆったり取られていて、カランも2カ所、休憩用のビーチチェアも用意されています。露天の浴槽は扇形で、框の部分に、懐かしい不揃いのタイル使いがされているあたりマニア心をくすぐります。またゆっくりとオーバーフローしているところも好感度アップ。ぬるめのお湯でゆっくり入れますし、透明の波トタンの屋根が少しばかり付いていますが、開放感のある露天です。そういや、寝風呂にも少しだけ、不揃いのタイルが使われていました。泣かせます。
 サウナもテレビ付きになりましたし、快適度はかなりアップしてますね。
 風呂上がりはロビーで飲み物を。うほほー。前の宝飲料のアイス型の冷蔵庫が健在です。それに城南鉱泉のほとんどのラインナップが揃っているではありませんか。幻のイチゴソーダもあり、値段も50円と良心的。スポーツ紙もありますし、壁掛けテレビも。
 閉店間際に行ったら、ほとんど貸し切り状態だったのが気になりましたが、いやいや、快適、快適。まだ新築の匂いも残る京極湯さんでした。(2006.5.24追記)



 京都で西京極といえば総合運動公園なのですが、その運動公園に昨年(2002)世界標準のプールを備えた「京都アクアリーナ」がオープンしました。阪急電車の線路の南側にあり、京極湯からだと直線距離で200mほどのところです。
 私も利用したことはなかったのですが、せっかく近くまで来たので見学に行ってきました。素直な感想として立派!きれい!すごい!って感じです。利用料を払わなくてもメインプールの観客席を覗いたり、レストランは利用出来ますので、近くまで行かれたら一度立ち寄ってみたら面白いと思います。メインプールの他にフィットネススタジオやアーチェリー場、サブプールも併設していて、サブプールの横には子供用のスライダーやジャグジーなどの設備もあります。また冬場メインプールはスケート場に模様替えされます。本格的に利用したいという方は、
京都アクアリーナのサイトをご覧下さい。
 設備を一通り見終えたら、是非建物の上に登ってみましょう。建物自体が半地下になっていて、屋根の一部が芝生広場になっています。高台になっているので、ここからの眺めはなかなか気持ちよく、なだらかな斜面になっていますので、ごろごろするにはもってこいです。京極湯と合わせてどうぞ。(↑正面玄関と上からの眺め)

 

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松の湯
2008.4.30廃業

右京区西京極南大入町60 営業時間:15:00〜22:30(祝日〜22:00) 定休日:日曜日
阪急電車「西京極」下車 徒歩12分 または 市バス「西京極運動公園前」下車 徒歩2分

 

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入湯日:2003/09/18 

 西京極運動公園への取り付け道路からまっすぐ北に100mほど行ったところにあるお風呂屋さんです。松の湯の名前を意識してか、脇には手入れされた松の木が植えられています。外観は鉄筋コンクリートっぽいんですが、所々にガラスブロックが使われていたり、人口研ぎ出し石っぽい壁などそれなりに趣のある造りです。暖簾の先の引き戸にはまるガラスも一昔前を感じさせるモミジ柄のものでした。
 その引き戸を開けると玄関スペースですが、ここにコイン式の公衆電話がポツンとあります。風呂屋から電話する人って一体・・・。利用率はかなり低そうです。
 脱衣場で目にはいるのは、浴室前の洗面台で、扇形になった台の上には石灯籠と庭石が置かれ坪庭っぽく演出されています。装飾品の類としては、番台上に掛けられた辻商店から贈られた大入り額、それと並んで愛宕神社の「火迺要慎」のお札が貼られています。また浴室入口には開催中の場所の大相撲の番付表があり、出羽海のハンコが押されていました。部屋に関係者がおられるんでしょうかね。また大相撲カレンダーもしっかり掛かっていました。
 あと面白いと思ったのは壁に貼られた晴雨表。一年分を○●などの記号で記録できる様になっているのですが、埋まっているのは半分程度。夏休みの宿題をさぼった様な感じです(笑)。
 飲み物類はコカ社の四面体にビールなども置かれています。アイスクリームのケースもありましたが、アイスは販売されていませんでした。また四面体の陰に隠れて、森永のフルーツセーキの広告が残っていました。プラスチックの容器に銀紙のフタ。昔サワーと呼んでいた容器です。
 浴室の方は何といっても奥の壁面全体にあるモザイクタイルでしょう。ヨーロッパアルプスらしき山並みにヨットが浮かぶ湖。湖畔にはお城っぽい建物も描かれています。山並みは女湯の方へ続いていました。
 浴槽の方はシンプルで男女壁側にジェット3カ所と泡風呂付きの浅風呂、深風呂。奥の壁側に浅風呂と並んで電気風呂。サウナが奥の右手に4人サイズであり、脱衣場側に水風呂という構成です。浅風呂の底にはタイルの鯉が3匹泳いでいます。また水風呂の水吐きが鯉です。先日入った桂駅近くの桂湯にもあり、非常に珍しいと書いたら立て続けに見てしまいました。
 風呂上がりは、森永のビン入りフルーツ牛乳で一息。ほとんどが阪神一色のスポーツ新聞を見ながらまどろんできました。


 五条通から西京極総合運動公園の正面の道を松の湯の方に行くと、グローバリーの女子陸上競技部の建物があります。グローバリーの女子陸上競技部といえば、2003年8月の世界陸上パリ大会のマラソンで2位に入り、早々とアテネ五輪の出場権を手に入れた野口みずき選手の所属するクラブです。グローバリーは名古屋に本社がある先物取引の会社ですが、陸上部を創設した際に、元ワコール陸上部監督だった藤田信之氏を招いた経緯などから京都に陸上部の本拠地を置いているようです。野口みずき選手も2年間だけワコールに在籍していました。
 西京極、女子陸上と来れば、毎年一月に行われる「全国都道府県対抗女子駅伝」ですが、この大会で京都は過去21大会中8回優勝、10位以下は1回だけと輝かしい成績を修めています。特に第6回大会からは5連覇をしているのですが、この間の4年間は現グローバリー監督の藤田氏が京都チームの監督を務めておられました。京都の輝かしい記録の影に藤田氏ありといったところでしょうか。真木和選手もワコール時代の藤田氏の教え子です。
 また忘れてならないのが2003年8月の世界陸上パリ大会のマラソンで野口選手に続いて3位に入賞した千葉真子選手は宇治市の出身です。大会後野口、千葉両選手は揃って京都府スポーツ賞を受賞しています。
 京都にゆかりの2選手。これからも活躍を期待しておきましょう!

 

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京乃湯   おおの          

右京区梅津南上田町47の1 営業時間:14:00〜24:00(日祝8:00〜) 定休日:水曜日
市バス「梅津段町」下車 徒歩3分

 

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入湯日:2002/11/10 13:30

 今回は、梅津段町近くの京乃湯おおのに行って来ました。京都以外の方には、梅津を説明するのに四条通の西の果てといった方が分かりやすでしょうか。駐車場は、建物の裏にあり一本南の筋から行くようになっています。
 フロントは2階で駐車場から行くと釜場の横を通って正面へ廊下が繋がっています。フロント前は広々としたロビーで、ロビーの奥にはカウンターとテーブル席のある軽食コーナーとゲーム機が数台置かれたゲームコーナーがありました。ロビーから男湯は3階へ、女湯は1階へと分かれます。
 脱衣場も広々としていて両サイドにロッカーがあり中央が休憩スペースになっています。浴室内も開放感ある広々とした造りです。湯気抜きが全面ガラス張りになっていますので昼間に行くと明るくいい感じです。中央に一部電気風呂を備えた深風呂、炭を入れた籠が沈めてあり一部泡風呂になっている浅風呂、薬湯になったジェットが2カ所ある浴槽が並んでいます。奥には20人近く入れそうなテレビ付き遠赤サウナとこの日はバスフレンドの「靄(もや)」という入浴剤が入っていた露天風呂があります。この露天風呂ですが、私が行ったときはほとんど無色だったのに帰るときには完全に白濁してました。途中で入浴剤を足されたのでしょうか?露天風呂の屋根はシートが開閉できるようになっているのですが、テレビのアンテナやワイヤーが見えますので、個人的には浴室内の浴槽に浸かりガラス張りの湯気抜きをボーっと見る方がいいかなという印象です。浴室中央の浴槽には、手書きでウグイスと梅や月にススキなどを描いた陶板がアクセントで付いているのが、なかなか味があります。
 さて、水風呂ですがこれを説明しないと始まりません。7メートルぐらいのプールがあるのです。サウナから全員一斉に出てきても余裕です。すいません。泳いでしまいました。もちろん他のお客さんがいないときですよ。このほかにも普通の水風呂もあります。こちらの水はかなりの冷たさです。みなさんプールの方を使っておられました。
 このお風呂で注意する点がひとつ。カランの赤い印が付いている方が水で青い印の方からお湯が出ます。段違いにカランが付いていて、低い方がお湯ですが低い方に青い印が付いています。最初は注意してください。帰りは脱衣場にも自販機がありますが、やはりロビーでレア物ドリンクをということで今回はユーミーの瓶に入ったコーヒー飲料パレード(80円)を飲んできました。他にも城南鉱泉の製品は結構揃っていました。カラン数も30近く、ゆったりと入れるお風呂でした。

 京都に住んでいても梅津まではなかなか来る機会がありませんが、以前からちょっと気になっていた「
キムチのほし山」に行って来ました。京都では有名な創業1958年のキムチ屋さんです。西院の方に焼肉のお店や小売りのお店もありますが、京乃湯おおのの近く梅津段町をちょっと西に行き有栖川沿いにあるのが本店です。私はキムチで何が好きかと行って大根のカクテキが一番好きなのですが、どれもおいしそうで迷ったあげく、キュウリのキムチとカクテキを買いました。キムチ以外にも韓国料理の食材もいろいろ置いてありその中に、棒状のおもちトッポギを発見。一緒に買って帰りました。お味の方も期待を裏切らずおいしかったですよ。トッポギは鍋に入れて食べました。最近東京人形町にもお店を出されたようですが、そこまで行かずともインターネットでも通販されてます。辛い物好きの方は、どうぞ。

 

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京乃湯

右京区梅津南上田町47の1 営業時間:11:30〜23:30 定休日:無休
市バス「梅津段町」下車 徒歩3分

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入湯日:2004/09/09 21:30

2016年1月31日にリニューアルオープンされました。
石けん&シャンプーが無料設置になったほか、2階に居酒屋を併設。飲食だけの入店も可能です。
ロビーにはマンガ喫茶のような書棚にマンガがぎっしり。物販も充実しています。
駐車場は、正面の階段を片方取り去り、軽自動車が2台分停められるスペースが増設されました。
(2017年2月加筆)

 2004年8月にリニューアルオープンした梅津の「京乃湯」さんへ行って来ました。ぱっと見は変わっていないのですが、構造的には大変化。以前は2階にフロント、3階が男湯、1階が女湯という構造だったのが、1階は全て取り払われ車4台分の駐車場と駐輪場になっていました。裏手の駐車場はそのままでしたので、合計9台分駐車スペースが確保されています。
 正面の階段を上がって2階へ上がると、オリジナルの暖簾の先は自動ドア。ドアが開くと広々としたロビーが広がっています。ゆったりとしたソファーとテーブル、テレビがあり、端の方には細長〜い畳スペースが確保されています。思うに畳のスペースは、以前裏手の駐車場に続く廊下だった所ですね。階段を挟んだ2階の奥には、カウンターのある飲食スペースで生ビールやおつまみが楽しめるようになっています。以前ゲーム機が置かれていた場所も、ソファーやテーブルが置かれ、自由にくつろげる場所がかなり広くなりました。
 3階の脱衣場へは、男女別々の階段で上がるようになっています。脱衣場は単純に以前の半分のスペースになっているのですが、町の風呂屋としては標準的な広さぐらいはあります。さっぱりとした感じですが、小ぶりながらHOKUTOHのアナログ体重計が置かれていました。
 浴室の方は、男女仕切壁が凸凹になっていてちょっと変わったレイアウトです。雰囲気的に北区の加茂湯を連想しました。一番奥に10人ぐらいゆったり入れるテレビ付きサウナがあり、まだ新しい木の香りが充満していました。サウナを出たところに水風呂と、薬湯が向かい合わせにあり、ちょっと離れて浅風呂、深風呂、電気風呂、ジェットを備えた大きな主浴槽があります。浴槽が大きいのはやはり気持ちいいですね。
 他特徴としては、カランのシャワーが全てハンドシャワーになっていました。フックが鏡の上についていて、固定シャワーの様にも使えるので、ハンドシャワー派にも固定シャワー派にも対応してる作りです。湯気抜きは、今回も全面透明な構造になっていたので、明るい内に来ても気持ちよさそうです。
 初めて見る物としては、ローソンの鏡広告がありました。あっても不思議ではないのですが、鏡広告というメディアにローソンが載っているという違和感が楽しめます。
 リニューアルオープンしてほぼ一ヶ月後の入湯でしたが、すでに毎日通ってくる常連さんもおられ、脱衣場では「こんばんは〜」「今日は遅いやん」などという会話が飛び交っていました。
 約2ヶ月ぶりに入浴記が書けるお風呂に入ったことも手伝い、ホクホクして帰ってきた京乃湯さんでした。

 

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梅の宮湯

右京区梅津林口町5の68 営業時間:14:00〜23:00 定休日:火曜日
阪急電車嵐山線「松尾」下車 徒歩12分 または 市バス「梅津西浦町」下車 徒歩2分

 

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入湯日:2003/08/27 22:00

 四条通りをずーっと西へ、梅津段町を越えセブンイレブンの角を北に入り一筋目を西に行ったところにあるお風呂屋さんです。梅の宮湯の入口にも貼り紙がありますが、この辺り道が狭く、駐車場もないので車で行かれる方はかなり歩く覚悟が必要です。
 お風呂屋さんの入り口付近はきれいに改装され、自動ドアになっていますが、隣にコインランドリーを併設してあり、その辺りは一昔前の風情が残っています。
 入口を入ると入浴券の券売機がありフロントになっています。このお風呂屋さんは身障者が運営や掃除を請け負っておられるのですが、その運営会社である「夢工房」のプレートも券売機の横に掛かっていました。フロント前は小さなロビーになっていて、二人掛けのベンチとテレビが置かれ、アイスクリームの冷ケースも置かれています。
 脱衣場はさっぱりした感じで、装飾品の類もロッカーの上に招き猫が置かれているぐらいです。普通男女仕切には大きな鏡があるのが一般的ですが、この脱衣場では整髪スペースは隅の方にあり、男女仕切は普通の壁になっています。その壁に面白いポスターを発見!家庭用井戸を掘る広告なんですが、手書きで15万〜とあります。ポンプや配管の費用は別途掛かるということですが、一般的に1m掘るのに1万と言われているので、その基準に当てはめると15mの井戸ということになりますねえ。飲料用としてはちょっと厳しい感じでしょうか。
 他にも6月1日より営業時間変更というポスターもありました。組合のHPを見ると3時半からの営業とありますが、現在は2時からの営業です。開店時間が早くなったようです。
 飲み物類は、脱衣場にダイドーの自販機が置かれています。
 浴室の方はコンパクトな感じで、脱衣場側にせり出す形で8人ほど入れるサウナがあり、奥と右側の壁沿いに電気風呂、泡風呂になった薬湯、2連ジェットと普通のジェットが一カ所ずつ付いた浅風呂、深風呂が並んでいます。浅風呂には信号三色が一色ずつ点灯するネオンも付いています。水風呂はサウナを出たところにあるのですが、水吐きがやや高めの位置に付けられ、弧を描くように浴槽に注いでいます。頭から水を被ってくださいと言わんばかりの造りです。
 造りと言えば、この浴室の天井の造りがちょっと変わっています。普通の天井は男女仕切壁の辺りが高く両脇が低くなっていることが多いですが、ここは男女壁の所が低く両脇が高い造りになっています。しかも男女それぞれ蒲鉾を半分に切ったような感じのアールのついた天井です。当然湯気抜きが天井にないので、奥の壁に窓があり、換気扇が回してありました。
 私が行ったのは10時頃でしたが、結構客層は若くなかなか賑わっていました。こぢんまりと裏通りにあるお風呂屋さんですが、なかなか地元の方に定着したお風呂のようです。


 ここまで来たなら梅の宮湯の名前の由来である
梅宮大社まで足を延ばしましょう。梅の宮湯に行く時の目印になるセブンイレブンから四条通りをさらに300mほど西へ行くと参道があります。梅宮大社は酒造りと子授け安産の神様として有名な古社で約1300年の歴史を持っています。酒造りの神様らしく楼門には日本酒の菰樽が積まれています。またご祈祷を受けないとそばには寄れませんが、またぐと子供を授かるといういわれのある「またげ石」なんていう御神石もあります。京都新聞社発行の「京都・伝説散歩」(昭和46年発行)という本に依れば、この「またげ石」が有名になったのは映画のロケ地として梅宮大社が使われ始めてからで、映画関係者によって広まったとのこと。高田浩吉さんも梅宮大社を訪れたところ長男に恵まれたという話が載っていました。
 お酒や子授け安産に関係なくとも、本殿を取り囲むようにある神苑(有料大人400円 9:00〜17:00)はカキツバタや梅林、アジサイ、桜など季節の花々が楽しめますので、季節が合えばなかなかいい散歩コースになります。
(←神苑にある池中亭茶室と楼門)

 

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上桂湯
2012.10.3廃業

西京区上桂大野町22の2 営業時間:15:30〜22:30 定休日:火+金曜日
阪急電車嵐山線「上桂」下車 徒歩2分 
上桂湯さんのホームページ
番台徒然草(上桂湯さんのブログ)
上桂湯さんの携帯用サイト

 

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入湯日:2003/11/26 22:00

 阪急嵐山線の上桂駅を降り、東に100mほど行ったところに看板が出ています。お風呂屋さん自体は、路地を北に入ったところにあります。
 ここは以前、写真だけ撮りに来たのですが、その時は建物の前に自転車が溢れ、何人入ってるんや!って感じでした。今回は夜だったせいか、自転車も数台で空いていました。
 暖簾をくぐり玄関スペースに入ると、ここは珍しく正面にも下駄箱があります。正面の下駄箱の上には、一部貝細工が使われた宝船の額が掛かっていました、なかなか渋い額です。
 脱衣場の男女仕切側には、星野仙一監督の「夢」と書かれた色紙、その上には片岡鶴太郎さんの鰹を描いた色紙なんかが飾られていました。そんなこんなで見ていると、地下100mから汲み上げているという天然地下水の説明書きがあり、「昭和43年の開業以来」という一文がありました。この地下水はバランス良くミネラルを含んでいる(硬度40mg/l)そうで、自由に持ち帰り下さいとも添えられていました。また、成分分析表に加え、専門の業者に検査して貰った結晶の写真があり、きれいな桜貝のような感じで写っていました。
 この他脱衣場の様子としては、浴室側に木製の身長計とぶら下がり健康器、ヤマトのアナログ体重計などがあり、道路側に按摩機といった感じです。テレビは番台用の小さな液晶テレビがあるのみで、脱衣場には有線の演歌が流れています。
 浴室の方は、奥に3〜4人サイズの演歌が掛かるスチームサウナがあり、男女壁に沿ってそこにモザイクの鯉が3匹泳ぐ浅風呂、深風呂。脱衣場側に水風呂があり、逆サイドに脱衣場にせり出す形で泡風呂&2連ジェット2カ所(強力)&信号三色点滅ネオンの浴槽と電気風呂が並んでいます。
 水風呂には鯉が半身飛び出したような水吐きが付いています。これは非常に珍しく、たぶん京都市内では3カ所でしか見てないんですが、ここの近くの桂湯にもありました。なぜか西京区の密度が高い水吐きです。
 浅風呂と深風呂の間には、男女壁から飛び出した台の上にリンゴ型噴水があり、上から赤いライトで照らすという仕掛けもありました。
 カランは、壁際シャワー付11カ所+シャワーなし3カ所+島カラン5カ所です。島カランにもシャワーが付いています。とカランを見ているとここでもえらい遠いところの鏡広告を発見。一乗寺の美容院に、黒谷の食料品店なんて・・・誰も行きませんよ。それから鏡広告を扱っている「関西通信」の求人もありました。「男子営業、給料制18万と歩合支給、40〜63才」っていつまで有効なんでしょう?
 風呂上がりに冷蔵庫の中に「柚香ちゃん(150円)」という健康飲料を発見。冷蔵庫には一日5本限定と書いてあるのですが、冷蔵庫の中には5本ありました。この時点で閉店30分前。売れていないんでしょうかね、柚香ちゃん。
 家から遠く最後の方になってしまった上桂湯さん。でも見るもの豊富で楽しいお風呂屋さんでした。

 
 阪急の上桂駅近くの線路沿いは桜並木になっていて、桜の季節はいい眺めになりそう・・・といっても私が行ったのは紅葉の季節。ちょっと足をのばし鈴虫寺へ。上桂駅から歩いて20分ほどです。物集女街道を北に行き、西芳寺川沿いに歩いたのですが、この川沿いの紅葉が見事でした。(西芳寺川に枝垂れ掛かるモミジ→) 
 苔寺(西芳寺)は白状してしまいますが、行ったことがありません。拝観に事前予約が必要なのと、拝観料が三千円。でも一度は行きたいと思ってます。ということで苔寺の隣にある鈴虫寺(正式には華厳寺)の紹介なのですが、ここのお寺はっきり言って生臭いのです。観光シーズンには石段にまで行列が出来る人気の寺院なんですが、志納金500円を払い、まず案内されるのはお茶と寿々むしという落雁がセットされた150人ぐらい入れる広間。ここで和尚さんの講話を聞くわけですが、内容は門前のどんな願いでもひとつだけ叶えてくれる幸福地蔵様に、お願い事を聞いて貰えるにはどうしたらいいかというお話です。恋人が欲しい人はどうしたらいいか、結婚したい人はどうしたらいいか、この辺りの話自体「るるぶ系」なんですが、願いを叶えてもらう為の必須アイテムが広間出口で販売されている幸福御守。これを手のひらに挟んでお願いしないとダメだと・・・。ほとんどの方が買われて門前のお地蔵様に向かう訳ですが、本堂は素通り(笑)。願いを叶えてくれるお地蔵様には興味があっても、本尊の仏様には全く興味がないようです。お粗末なことです。もともと年中鈴虫が鳴いているというのが売りのこのお寺。人の都合で年中繁殖させられる鈴虫も災難です。こういう姿が京都観光の一面でもあるって事で、アトラクションとして楽しむために案内しておきます。ちなみに鈴虫寺には、お寺が経営する有料駐車場(¥500、70台)もありますよ〜(笑)。(ちょっと辛口過ぎたか)

 お口直しにもう一つ。上桂湯さんから少し東に行くと大きなクスノキが目印のこの辺りの鎮守様、御霊神社があります。よく神社でお店の名前や会社名が入った提灯を見掛けますが、ここではその募集を行っておられました。秋のお祭り時と年末から節分にかけて献灯してくださるそうで、費用は作製時に4千円、年間保管料が2千円とのことです。おひとつどうでしょ?(→上桂の鎮守様。御霊神社)

 

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桂湯

西京区桂木ノ下町21の2 営業時間:16:00〜23:00 定休日:月+金曜日
阪急電車「桂」下車 東口より徒歩5分 

 

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入湯日:2003/09/16 22:00

 西京区一軒目は桂湯です。阪急の桂駅東口から駅前の通りをまっすぐ東へ、突き当たりの消防署手前一筋目を右へ、突き当たると左手にあります。駅から徒歩5分ぐらいです。
 入口の上に商店街の看板があるのですが、コピーは「健康は先ず御入浴で!」と書かれています。商店街のコピーってどこもいい味出しています。
 玄関スペースから中に入るとなかなか風情のある脱衣場です。改装はされていますが天井は格天井、ロッカーは透明窓付きの古い木製ロッカーです。このロッカーの中央付近に角材が取り付けられていて、手書きの目盛りがふられ、身長計になっています。手書きの目盛りでは信憑性に欠けると考えたのか、角材の側面には金尺が付いています。そしてその近くにこれまた手製の三角定規。角材を背に立ち、三角定規を頭に当てろってことですね。なかなか微笑ましい小道具です。
 他にもこの脱衣場には小道具がいっぱいです。季節感の演出に気を遣われているようで、男女仕切の上には、ミニすだれに団扇、アサガオの造花などが飾られています。そして風鈴が男湯から見えるだけで5個ぶら下がっています。普通のガラス製から、中には一休さんがアイデアを考える時にする人差し指で頭をなでる仕草のものまで様々です。(私の行ったのが9月16日。今年の9月は暑かったので9月に風鈴もありです)
 脱衣場の道路側には、ぶら下がり健康器と体重計が並んで置かれているのですが、体重計はもう一つ男女仕切側にも置かれていました。男女仕切側のものは、貫匁併記で小野というあまり見掛けないメーカーのものでした。
 古典的装飾品の類としては、テレビの前に福助さん、番台近くに白い招き猫が置かれています。冷蔵庫は宝飲料のものですが、お風呂ドリンクはありませんでした。
 浴室の方は、男女仕切の上に観葉植物が置かれていてなかなか明るい感じです。男女仕切側に奥からジェット2カ所付き浅風呂、深風呂、泡風呂付き薬湯、水風呂と並んでいるのですが、格浴槽ごとにタイルの色を変えているのも面白いところです。そのタイルの模様も正八角形と正方形を組み合わせたレトロな柄で、個人的にはこういうのは大好きです。カラン周りは黄色のタイルで統一されていますので、壁の白タイルはさておき、かなり全体的にカラフルになっています。
 あと珍しいのは、水風呂の水吐きで鯉の形をしています。伏見の水晶湯さんに同じものがありましたが、滅多に見る代物ではありません。
 サウナは3〜4人サイズのものが、脱衣場に張り出す形であります。
 私がこのお風呂屋さんに行ったのは、10時過ぎ。組合のHPで11時までとなっていたのですが、10時25分には、ジェットや泡風呂が止まりました。そして10時半には暖簾が下げられ掃除開始。10時40分には脱衣場の電気が消えます(笑)。早めに行きましょう!


 桂湯に行くには、電車の場合、桂駅東口からまっすぐ東へ行くのが正統派ですが、車やバイクの場合は、桂大橋を渡りそのまま真っ直ぐ行くのが正統派です。この桂大橋から真っ直ぐに延びる道は、昔の山陰街道で気を付けて見ると街道沿いの常夜灯がかなり残っています。
(左から本願寺西山別院近く、地蔵寺前、桂大橋西詰、川原町公会堂前、西京極東側町)
 桂湯から東に向かうと左手に京都の六地蔵のひとつに数えられる地蔵寺がありますが、この前にまずひとつあります。そしてそのまま東へ向かい桂大橋のたもとにもひとつ。さらに橋を渡り信号を左に行くのが旧街道なのですが、この道沿いにも2本建っています。(このまま行くと西京極の京極湯の前に出ます)
 一方、桂湯から西に向かうと本願寺西山別院(西山御坊)の近くに道標と常夜灯があります。
 これだけ残っているのも珍しいと思うんですが、この街道が当時の重要な幹線道路だったことが窺えます。また常夜灯には必ずといっていいほど「愛宕山」の文字が見られます。戦前愛宕山に登るケーブルカーがあったことや、今でも京都の家庭や飲食店の多くに愛宕神社の「火迺要慎」のお札が貼られていることも合わせて、愛宕信仰が篤かったことも想像できます。
 街道沿いには古い旧家も結構残っていますし、桂離宮の向かい側には「麦代(むぎて)餅」で有名な中村軒もあります。ここはひとつゆっくり歩いてみましょう。
(←麦代餅。明治の頃は農家の間食としても食べられた。この餅2個の代金を収穫後麦5合と交換したところからこの名がついたらしい。小1個180円。お店で食べられます。)

 

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松の湯(樫原)
2004.8.30廃業

西京区樫原塚本町4 営業時間:16:00〜22:50 定休日:月曜日
阪急電車「桂」下車 西口より徒歩20分 または 市バス「平田町」下車 徒歩1分

 

詳しい場所を見る

入湯日:2003/11/21 21:30

 物集女街道と山陰街道の交差点を南へ、ファミリーマートの南側を西に入り一筋越えたところにあるお風呂屋さんです。特に看板は出ておらず、周りも暗いので初めての場合は見落としがちな建物です。
 暖簾をくぐった玄関スペースは、セルロイド調の下駄箱があり懐かしい感じの空間です。そして、番台の裏に当たる部分にはモザイクのタイル絵もあります。題材は富士山と水車小屋ですが、富士山は少々デフォルメされたような感じで、てっぺんがちょん切れたような感じになっていました。(→写真参照)
 脱衣場も昭和の香りがたっぷりといった風情で、スピーカーから流れる演歌がよりムードを盛り上げてくれます。ちなみに女湯の方からテレビの音声が聞こえてきたので、女湯側にテレビがあるようです。男女仕切のところに南天が活けられていたり、脱衣場のまん中にある小さいテーブルには、苔玉があったりなかなか心配りも感じます。道路側には按摩機が2台とベット型の按摩機、体重計はホクトウのアナログ式が置かれています。昭和チックなところとしては、ブレーカー関係がまとめて板に打ち付けてあり、壁の隅に固めてありました。
 飲み物関係は、キリンの4面体冷蔵庫があり、瓶のファンタ2品や瓶のコーラの姿がありました。
 浴室は結構天井も高く開放的な感じです。奥に二人定員のスチームサウナがあり、あとは男女壁に沿って逆三角形型ジェットが2基と電気風呂を備えた複合浴槽、深風呂、黄緑色の泡風呂付き薬湯が並び、脱衣場側にせり出す形でライオンの水吐きが付いた水風呂があります。薬湯が他の浴槽と同じぐらい広いところがなかなかポイントの高い点です。カランは壁際にシャワー付が10カ所と島カラン4カ所の計14カ所です。風呂イスはありません。
 壁のタイルはほとんど白タイルなんですが、カランの鏡の上あたりに緑と黄緑のタイル一列分のラインがありアクセントになっています。このラインの組み合わせは、結構地味目のお風呂屋さんでたまに見掛けるデザインです。浴槽の縁などには、レンガ調のタイルが使われていました。
 私が行った9時半頃は、お客さんが浴室に3人ほどと空いていたのですが、十時を回って結構続々とこられ賑わい出しました。私はちょうど入れ替わりで、脱衣場で瓶のファンタグレープを飲みながらほっこり。なかなか地元に愛されている松の湯さんでした。
p.s.写真を撮りに行ったとき、女将さんに伺ったところによると写真のタイル絵は昭和36年頃に取り付けたものだそうです。また脱衣場の浴室入口部分に、以前嵐山のタイル絵もあったそうですが、改装時に壊してしまったとのこと。見たかった〜。


 松の湯さんのある「樫原」ですが、読み方は「かたぎはら」。京都から出た山陰街道の最初の宿場町です。街の中心は物集女街道の樫原から西の辺りで、この辺りは古い町並みが保存され、地元の町並み整備協議会が建物や由緒あるお地蔵さんなど見所に案内板も設けておられます。
(→樫原の旧街道の町並み)
 明智光秀が本能寺に織田信長を討ちに京に入ったのもこの道のはず・・・などと思いながら歩いていると、明智光秀にまつわる案内板もありました。小畠川という用水路が流れているのですが、この川の別名が「明智川」。明智光秀がこの村の老人に親切にされ、お礼に造ったという伝説が残っているようです。
 また、龍渕寺という小さなお寺に安置されたお地蔵様の案内板に興味深い記述もありました。もともと街道の辻に建っていたお地蔵様で、その辻では街道を行き交う旅人にお茶の接待をすると同時に、お地蔵様の薬湯として無料でお風呂の接待もあったとか。松の湯さんの薬湯に浸かれば、霊験あらたかな辻のお地蔵様の御利益にあやかれるかも知れませんよ。

 

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