中京区新京極三条下る桜ノ町406の4 営業時間:10:00〜23:00 定休日:金曜日 | |
入湯日:2002/08/25 |
京都の繁華街、寺町通りと新京極に挟まれるように桜湯はあります。何を隠そう、生まれて初めて行った銭湯が桜湯です。幼稚園の頃でした。イメージとしては薄暗い感じでそんなに広くなっかったように記憶しています。小さい頃の想い出の場所に行ってそこが思っていたよりずっと狭かったということは、往々にしてあることですが思っていたより広かった・・・。 |
中京区麩屋町通蛸薬師上る坂井町473 営業時間:15:30〜23:00 定休日:土曜日 | |
入湯日:2002/10/03 22:00
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明治湯に今回行ったら暖簾が左の写真と変わってました。秋らしく赤を基調にした湯の文字が染め抜かれた物でした。暖簾も十月で衣替えなのでしょうか。 明治湯のある麩屋町通りの蛸薬師から六角通りの西側は児童公園と元生祥(セイショウ)小学校、生祥幼稚園、明治湯があるのみです。生祥小学校は、京都の中心部にあるいわゆる番組小学校のひとつで明治5年の学制公布の前、明治2年に番組(今で言う自治会)が番組ごとに64校作った小学校のうちの一校です。現在は、少子化に伴いこの学区は御所南小学校と高倉小学校の新設された2校に付近の小学校と共に統合されました。建物は、将来用地として現在もそのまま残っています。番組小学校については、御幸町高辻上るの元開智小学校跡が「学校歴史博物館」として公開されています。 |
中京区堺町通錦小路下ル八百屋町535 営業時間:16:00〜24:00 定休日:月曜日 | |||||||
入湯日:2002/06/09 |
言わずとしれた「京の台所」錦市場の中程、堺町通りを南に行くと左手に錦湯があります。建物は切子格子の美しい味のある佇まいです。暖簾をくぐりガラスの入った引き戸を開けるといきなり番台、脱衣場の古いタイプの作りです。脱衣場には籐筵がひかれカゴもほとんどが柳行李です。さすが錦に近いだけあって屋号の入った行李が木製のロッカーの上に並んでいます。浴室は突き当たりに、健康風呂(泡風呂)、電気風呂、浅風呂(ジェットが2本)女湯との壁に沿って深風呂、水風呂があります。水風呂はお決まりのライオンの口から水が出てますし、浅風呂の方は少年がまたがった鯉の口からお湯が出ています。お湯は全体的に熱めでみんな水でうめて利用してました。脱衣場には新聞、雑誌、漫画類も充実していてゆっくり出来ます。
2005年も曳き手ボランティアとして祇園祭に参加したのでありますが、3年目にして長刀鉾にあたるという幸運。なぜ錦湯の周辺案内に書くかと言えば、錦湯は長刀鉾ととっても関係が深いのです。常連さんの中に長刀鉾の囃子方がおられたり、裏方さんがいたり、神輿を担ぐ人がいたり(錦神輿会は西御座です)と祇園祭に関わっていない人の方が少ないぐらい。宵山の夜には、毎年錦湯目指して東京からもお客さんがくるというのも、まぎれもない事実です。今年はそんなおこぼれを少し頂き、私も祭りにどっぷりと浸からせてもらいました。 長刀鉾の鉾曳きの報告も少々。昨年は岩戸山を曳かせてもらったのですが、約30人で曳きました。かなり重い印象だったのですが、今年の長刀鉾の曳き手は約50人。楽勝だと思うでしょ? ところが長刀鉾は上に乗る人数が半端じゃないんです。巡行スタート時に、鉾は烏丸四条まで下げられはしご段を掛けて囃子方が乗り込むのですが、その数60人以上。屋根方などを入れるとおそらく70人以上乗っているような・・・。ひとり60キロ平均としても人だけで4トン以上計算になります。全員乗れるのかと見ているとこれが乗れてしまうんですねえ。でも中心部の人はみんな立ったまんまです。 さて巡行スタート後の見せ場のひとつに、お稚児さんの注連縄切りがありますが、曳き手は正面の一番いい場所から見させてもらっているようなもの。密かに生でみたのはこれが初めてでした。役得、役得。天気も曇り空で、曳き手にとっては好条件(カンカン照りだとバテバテになるので)。しかし・・・長刀鉾は言わずとしてた先頭の鉾で、前には1基の山鉾もいないわけですが、これが意外としんどいのです。というのも他の山鉾は辻回しなどで前が詰まればその間曳き手は休憩となるのですが、長刀鉾にはその休憩がないのです。御池通は密かに河原町から烏丸に向かって緩やかに登っているのですが、富小路あたりから新町の手前までほぼノンストップ。ひえ〜っ。とはいえその疲れも吹き飛ぶのが新町の巡行風景。軒先ぎりぎりに巡行する様子は祭り情緒溢れていいものです。 巡行後、錦湯につかり、風呂上がりに飲んだビールの旨いこと旨いこと。さて来年はどの山鉾になりますことやら。 (2005.7.22追記) 山鉾巡行と合わせ、翌日18日に行われた「湯上がり艶々☆なるせ女剣劇団 in 錦湯」も報告しておきましょう。 なるせ女剣劇団は、鵜飼正樹京都文教大学助教授(3月に行われた京都府主催「銭湯へ行こう」シンポジウムのコーディネーターです)が、京都芸術短期大学(現造形芸術大学)で教鞭をとっておられたときに顧問をされていた「桃色女剣劇団」のOGが中心になり結成された劇団です。今回京都市内での単独公演は初めてということでしたが、チケットは公演1週間前にすでにソールドアウト。鵜飼先生から大入り袋も出されたのでした。 さて、公演ですが第1部は「お芝居『弁天小僧〜錦湯の一夜〜』」。見せ場盛りだくさんのチャンバラ時代劇を、満員の客席で堪能しました。第2部はうってかわって「艶姿舞踊歌謡ショー」。座長なるせ京子さんの歌いながら客席を握手してまわるパフォーマンスで場が盛り上がったところで、南條まさき(鵜飼先生の芸名)オンステージ。ステージにはおひねりの雨が降り、約2時間半の公演は大成功の内にお開きとなったのでありました。 なるせ京子さんは、四条縄手上る(一銭洋食の向かい)で「ちゃんばら屋」という居酒屋もされていますので、興味のある方はどうぞ。「なるせ女剣劇団」はサイトもありますのでご参考に。 (2005.7.22追記)
錦湯のある堺町通り。錦の角には大好きなお店が向かい合ってます。一軒は、藤野豆腐店。本店は西陣の方にありますが、こちらでも購入出来ます。豆乳ソフトクリームや豆乳ドーナツなどがあります。もう一軒は生麩の麩嘉。こちらも本店は府庁の方ですが、こちらでも購入できます。笹にくるんだ麩まんじゅうが有名なお店です。 また錦湯から三筋北にいくとイノダコーヒの本店があります。数年前火事になり建て替えられましたが、奥にある別棟の洋館は火事を間逃れ健在です。入り口で「別館の席空いてますか」と聞けば案内してもらえます。本館の方もいいですが、別館の方は木の床に、丸テーブル。テーブルには白のテーブルクロス。イスには深紅のビロードカバーといい雰囲気です。アールのあるテラス風の作りは、冬の昼下がりなど日が差し込み気持ちのいい場所です。 |
中京区四条通室町西入上ル観音堂町466 営業時間:15:30〜23:30 定休日:日曜日 | |
入湯日:2002/10/01 22:30 |
四条烏丸から徒歩3分。四条通りを西に行き、関西銀行の先の細い路地を北に入ると「サウナ都湯」の看板が見えてきます。看板には酵素温泉の文字もあります。
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下京区不明門通松原上ル因幡堂町699
営業時間:15:30〜23:40 定休日:土曜日 | |
入湯日:2002/11/21 23:00 |
烏丸高辻近くの因幡薬師前にある薬師湯の紹介です。薬師湯は、本当に因幡薬師の目の前にある門前銭湯です。このお風呂屋さん、京都の普通のお風呂屋さんとはいろいろと違っていて面白いお風呂屋さんでした。まず入口の取っ手のある引き戸を開けると下駄箱スペースで、その先のドアは自動ドアです。自動ドアを開けると番台なのですが、いわゆる番台は取り除かれ、代わりに男女壁にくっつく形で机があり、ご主人がノートパソコンをいじっておられました。
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下京区東中筋通松原上ル舟屋町665 営業時間:15:00〜24:00(日7:00〜) 定休日:土曜日 | |
入湯日:2003/02/12 22:30 |
西洞院高辻近くの白山湯です。新町六条に白山湯六条店がありますが、その本店といいますか高辻店といいますか、同じ系列のお店です。「天然名水」のコピーが同じです。店の造りも2軒とも似通っています。入ってフロントのある小さなロビーで牛乳やなんかを売っていたり、4人ほど座れるベンチがあったり、車のキーを預けるシステムになっていたり、まあ同じ白山湯なので当然といえば当然ですがね。
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